model 2065
モデル 2065
1950年発表/2016年復刻
1950年にデザインされたこのペンダント照明は、当時の照明業界ではガラス素材が好まれていたが、デザイナーのGino Sarfattiが、ガラスよりもはるかに強く軽量な新しい素材となるポリマープラスチックのメタクレートという素材の実験により開発した照明です。様々な構成、寸法、色バリエーションで検証を重ねた結果、乳白色で2つの受け皿を結合させ、シンプルな楕円形のデザインで一見無重力に見える照明を作り上げた。2016年にGino Sarfattiの孫にあたるAlessandro Sarfattiが上部の受け皿をソフトタッチ黒塗装で仕上げ、黒バージョンを導入させながら「Flos with Sarfatti Collection」として再発売した照明です。
- Size
- φ538 H546 cable length: 3000
- Weight
- 2.7kgs
- Material
- opaline methacrylate diffusers / aluminium structure
- Lamping
- ※電球付属なし
E14 MAX12W x5
LED(密閉器具対応)のみ使用可
- Designer
- Gino Sarfatti
- 出荷日目安
- 受注生産につき約6-8週間
- 配送ランク
- a
ヴェネツィア生まれのジノ・サルファッティは、航空技師を目指していましたが、家庭の事情でミラノに移り住み、ガラスの花瓶をランプに変えるエンジニアリング・プロジェクトで照明と出会いました。照明デザインとエンジニアリングとの出会いが、彼の人生の道を切り開いていったのです。1939年、〈アルテルーチェ〉社を設立し、革新的なアイデアと画期的なデザインを組み合わせた20世紀の照明を世に送り出しました。
1954年と1955年のコンパッソドーロ賞、ミラノトリエンナーレの名誉賞など、数々の賞を受賞。1951年には、マルコ・ザヌーゾと共にミラノの〈アルテルーチェ〉社の最初の店舗を設計。その10年後には、彼の生涯の友人であるヴィットリアーノ・ヴィガノが、スピガ通りにある旗艦店をデザインしました。
ジノ・サルファッティは、そのキャリアを通じて、新しい製品のタイポロジー、革新的な素材、照明技術、生産技術を探求し、インスピレーションを得ました。デザイナーとエンジニアのハイブリッドな才能により、美学と機能の両面で洗練された製品を生み出したのです。
設置について
取り付けは必ず電気工事の資格を保有している技術者に依頼してください。予め取り付ける壁面もしくは天井を下地材で補強をし、配線を通してください。本アイテムは電源直結式の器具のため、コンセントプラグ等は付属しておりません。ダクトレールコンセントプラグ用のプラグへの変換等は別途加工が必要になります。
納期について
完全受注生産品のため、製作期間 約4-6週間 + 輸入・検品期間 約2週間でのお届けとなります。※輸入品のため、やむを得ない事情による納期遅延の可能性がございます。ただし、メーカーの混雑状況によっては追加料金の支払いで納期を短縮することも可能ですので、お急ぎの場合はお問い合わせください。
こちらの商品は店頭で展示していない場合がございますので、現物をご覧になりたい方は事前にお問い合わせください。