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Subway Ceramics

Subway Ceramicsは、アメリカの歴史的なタイルコレクションです。

釉薬をかけたカラータイルはドライ・プレス製法で造られており、ヴィクトリア時代の特徴的なリプロダクションタイルとなります。 基本的なタイルの厚みは10mm、釉薬のかかったカラータイルは、色バリエーションも豊富な上、陰影・仕上がりも昔ながらのタイルを再現しています。
現在はNEW YORKの地下鉄の増設された新駅のタイルと、駅改修工事用タイルとして採用されております。

subway ceramics

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ニューヨークの地下鉄のタイル製作には、建築会社ヘインズ&ラファージェ社がボストンの グルービーファイアンス社とシンシナティのロックウッドポテリー社2社にサブウェイタイ ルの製作を指示し、1903年にニューヨークの地下鉄が開業しました。その後、1935年頃起きたアメリカの大恐慌の影響により生産されなくなってしまいました。 しかし地下鉄も時を経て修理が必要になってくるなかで、それまで在庫であったものや 古いタイルをかき集めて修理していたといいます。 

Subway Ceramics Tileは、開業当時のニュ ーヨークのサブウェイタイルを忠実に再現し、唯一アメリカで伝統のあるタイルとして認定され、 実際にニューヨークの地下鉄で使われています。MADE IN AMERICAにこだわり職人の手により昔ながらの製法で小規模にリプロダクションされ、機械生産では表現できないハンドメイドならではの味のある表面や上塗りの釉薬は伝統的なクオリティを忠実に 再現しております。
一般的なタイルメーカーで販売されているタイルと比較して頂くと昔ながらの製法で作られた 私達のタイルの良さがわかります。

subway ceramics

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上2枚の写真は、ニューヨークのCity Hall Stationという駅です。1904年10月27日 に開業した壮大で豪華なCity Hall(市庁舎)の駅は地下鉄の最高傑作になるようにと、 スペイン人建築家のRafael Guastavino Morenoに求められました。

新型の列車の全長が長くなるにつれ、タイトな駅のカーブが危険になり、 大規模改修工事をするには莫大な費用を負担する必要があった為、 一日の利用客が600人程度だったこの駅を廃駅と決め、1945年12月31日に閉鎖しました。現在でも列車のターニングポイントとして使用されておりますが、駅入口は封鎖されており、 今でも1945年の原型を留め保存されております。

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